必須脂肪酸 GLA & EPA

必須脂肪酸のGLA(γガンマ-リノレン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)の情報集約サイト

*

骨のカルシウム収支がくずれるとき

      2016/01/07

 では、細胞はどうやってカルシウムを骨から受けとるのでしょう。
 その答えは血液です。血液中には、細胞の1万倍もの濃度のカルシウムが、ほぼ一定に保たれています。細胞はその血液とのやりとりで、カルシウムの出し入れをしています。そして、血液はまいにち、骨とカルシウムの出し入れをおこなっているのです。本来血液と骨との間でおこなわれるカルシウムのやりとりは、収支があっているもの。つまり、骨芽細胞が血液中のカルシウムを使って新しい骨をつくるのに見合う分、破骨細胞が古い骨をけずってカルシウムを血液中に手渡しているのです。ところが血液中に非常事態が起こった場合、たとえばカルシウムが血液中に少なくなったりすると、一時的に骨のカルシウムが使われます。これが繰り返されると、骨はだんだん痩せていきます。
 しかし、逆の場合(血液中にカルシウムが多すぎた場合)、成長期ならばともかく成人以降では、骨にそのカルシウムをため込むのではなく、余分なカルシウム尿中に排泄していくのです。
 血液中のカルシウムが少ないと骨が犠牲となり、多すぎると腎臓に負担がかかってしまう。要するに、血液中のカルシウム濃度は、他の臓器を犠牲にしてまでも一定に保たれているのです。

 - 細胞力