必須脂肪酸 GLA & EPA

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インスリンはホルモン

      2015/12/29

 インスリンは膵臓に散在するランケルハンス島のβ細胞でつくられ、分泌されるホルモンです。体外から糖が供給されるとインスリンが膵臓から分泌され、全身の細胞が糖を取り込むようにはたらきかけます。またインスリンは肝臓にはたらきかけて、血液中の糖を肝臓内でグリコーゲンとして蓄えたりもします。
 もしインスリンが分泌されなかったり、不足すると、いくら食事で糖が与えられても血液中を糖がぐるぐる流れるだけで、肝心の細胞の中には入れません。ちなみに、細胞の中は糖不足、血液中には糖があふれているのが、「高血糖」の実態です。
 さらに、血糖が160mg/dlを越えると、腎臓が悪くなくても尿の中に糖が漏れてくるようになります。このことが「糖尿病」という名前の由来となっています。

 もともと腎臓は、あらかじめ血液中の液体成分(血漿)から原尿として大ざっぱに濾しとります。この原尿の中には、老廃物以外にまだまだ尿として体外へ捨てるには、もったいないものがずいぶん含まれているため、リサイクルできそうなものを尿細管という部位で再吸収して、もう一度体内に戻していきます。
 どんなものが再吸収されるかというと、大量の水、糖、ミネラル、アミノ酸などです。原尿に移行した糖は、尿細管で100%再吸収されます。とすると、本来なら尿中には糖はまったく含まれないはず。ところが血糖が高いと、原尿中の糖濃度ももちろん高く、かなりたくさんの糖の再吸収を尿細管に強いることになります。その結果、全部が全部再吸収できなかった場合に、糖が尿中に漏れてくることになるのです。尿細管が100%再吸収
できるという、一応の目安が血糖値160mg/dlと言われています。つまり、尿試験紙で糖の反応が場性に出たら、血糖が少なくとも160mg/dlを越えているということになります。

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