必須脂肪酸 GLA & EPA

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痛みをとれば、それで完治?

      2015/12/16

 もっとも、赤くなったり、熱が出たり、腫れたり、痛んだり…といった突発的なアクシデントによる典型的な炎症は、自覚症状がはっきりしています.そのため.私たちは何とかこの自覚症状を抑えようと躍起になるものです。
 でも本当にこわいのは、自覚症状を起こさない「炎症」の方。痛みや熱という自覚症状もないままにじわじわと進行して、最終的には「血管障害」をひき起こしてしまう「器質障害」型の炎症です。
 その主な炎症が、ズバリ「動脈硬化」。
 動脈硬化は、動脈壁で炎症が起こることにより動脈壁がぶ厚くなり、血液が通りにくくなる血管障害の一つです。ちなみに血管の内側を構成する内皮細胞を中心とした炎症反応であることがわかっています。また、同様なしくみで血管を塞ぎ、虚血をひき起こす「心筋梗塞」や、血管がキュッと縮むことで虚血をひき起こす「狭心症」なども、血管障害の一つです。脳におき替えれば「脳梗麹」や「脳出血」といったところ。さらに「網膜症」や「腎臓障害」「神経障害」も動脈硬化関連疾患として、そのメカニズムの解明が精力的にすすめられています。
これら、痛みなどの自覚症状をともなわない血管障害で、気づいた頃には手遅れ…なんていうことのないようにしたいものです。

 - 細胞力