必須脂肪酸 GLA & EPA

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「炎症」と「侵襲」の関係

      2015/12/15

 くぎを踏んでしまって痛かった、階段から転げ落ちて腫れた、うるしの木にさわってかぶれてかゆくなった…などはっきりと思い当たる原因があり、その結果からだが「痛み」や「かゆみ」などを感じるという経験は、誰にでもあるところ。そんな痛みやかゆみなどの反応を「炎症」と私たちはよんでいます。
 ちょっと教科書的に難しく言い換えてみるならば、さまざまな「侵襲」により、細胞が破壊されたり興奮したことによる、からだの局所的あるいは全身の反応を「炎症」と定義しています。
 何らかの侵襲があって、それによりからだが何らかの反応を起こす…。この耳慣れない言葉「侵襲」とは、一体何をさすのでしょう。
 くぎを鵬んだ、階段から膳ちた、などはだれの目にも明らかな「機械的侵製」です。突発的・機械的なできごとで、細胞が破壊され.炎症物質がつきやぶって出てきてしまう状態をさします。しかし、侵襲はこのような物理的なもの
だけをさしているのではなく、そのほかにもさまざまなものをさします。 例えば、インフルエンザウイルスなどのウイルスや細菌も、「感染」という侵襲。インフルエンザウイルスがからだに入りこむことで、静かにしていた細胞が揺さぶり起こされ、興奮し、炎症反応を起こします。また、アトピー惟皮膚炎や花粉症の人たちにとっては、スギ花粉やたまご、ダニなどの「アレルケシ」が侵襲。さらには、薬剤や放射線、紫外線も。ときとして侵襲として私たちに牙をむくことがあるのです。要するに、人のからだにとって何らかの反応をもたらすものすべてが、優襲として扱われるわけです。

 - 細胞力