炎症には、痛みがつきもの?
「インフルエンザウイルスによって、40度以上の熱が出た」「たまごを食べたせいか、皮膚に湿疹ができてかゆい」「春先になると騨水が1kまらない」「海水浴に行ったら、日焼けで背中が真っ赤になってしまった」など、これらすべ
ては「侵襲」が起こした、からだの「炎症」反応です。
ここまできて(あら?なんだか物足りない・・・)という疑問が、頭をもたげてきませんか?この炎症の定義には「痛みや、腫れ」については、一言もふれていないのです。炎症=痛みがつきもの、と思われがちですが、「炎症」という反応には、実にたくさんのバリエーションが存在します。腫れたり、痛んだり、というのは炎症時に出現しやすい反応というだけのこと。他にも、熱をおびたり、赤くなったり、という頻繁に出現しやすい反応4つをまとめて「炎症の四大徴候」とよんでいます。
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