必須脂肪酸 GLA & EPA

必須脂肪酸のGLA(γガンマ-リノレン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)の情報集約サイト

*

脱ドロドロ生活!医学界も注目するEPAの働きとは

      2016/02/19

EPAとはエイコサペンタエン酸という脂肪酸のこと。(EicosaPentaenoic Acid)
血液をサラサラにする働きが注目され、そのサプリメントなども人気を集めています。
日本人の国民病ともされる生活習慣病。
青魚などに含まれるEPAは、この生活習慣病を防いだり改善出来る物質のひとつと言われています。EPAが注目されるようになったのはデンマークの医師による調査がきっかけでした。「エスキモーには心筋梗塞や動脈硬化が非常に少ない」という噂を聞いた医師が健康に関する調査を行ったところ、イヌイットの血液中に含まれるEPAが、ヨーロッパ人に比べきわめて多いことが明らかになりました。彼らが摂っているEPAは、アザラシなどが主食とする青魚に由来するもので、肉食中心であるにも関わらず心筋梗塞や動脈硬化が少ないのはこのEPAがよい効果をもたらしているのではないかと言われるようになったのです

EPAは、人間のからだでは合成されにくいとされる必須脂肪酸です。血管・血液の健康維持に重要であり、「血液をサラサラにする」「中性脂肪値を下げる」「血管年齢を若く保つ」「心臓病・脳梗塞を防ぐ」「動脈硬化を防ぐ」などの効果があります。

【知っておきたい脂肪酸のこと】

脂質はタンパク質、炭水化物と並ぶ三大栄養素のひとつ。
その脂質の殆どの部分を構成しているのは脂肪酸です。
脂肪酸は大きく分けると次の2つに分類されます。

・飽和脂肪酸~肉類や乳製品などの動物性脂肪に含まれている
       摂り過ぎると血中の中性脂肪やコレステロールが上昇し、
生活習慣病を起こしやすい
       常温で固まりやすい→血液ドロドロの原因
・不飽和脂肪酸~いわし、さば、さんま、あじなどの青魚に多く含まれる
        血中の中性脂肪やコレステロール値をコントロールする
        常温でも固まらず液体のまま→血液はサラサラに

不飽和脂肪酸は一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分類されます。

一価不飽和脂肪酸…オメガ9(オレイン酸)~オリーブ油や菜種油など
多価不飽和脂肪酸…オメガ6(リノール酸)~コーン油や胡麻油など
    〃   …オメガ3(α-リノレン酸)~魚油や荏胡麻油など

EPAはオメガ3に分類されています。
多価不飽和脂肪酸は必須脂肪酸。
体内では作られないので、食事などから意識して摂ることが大切です。

【EPA~代表的な6つの働きとは】

血液サラサラが代名詞のようにもなっているEPA。
具体的には一体どんな働きをしているのでしょうか。

➀EPAには血小板を固まらないようにする作用があるので血管が詰まりにくい
➁生活習慣病の原因にも挙げられている悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす役割をしている
➂花粉症やアトピー性皮膚炎等のアレルギーの症状を緩和させる効果があるとされている
➃がん細胞の増殖を抑制する働きがある
➄術後などに必要な抗炎症効果がある
➅メンタル的な部分を安定させる効果がある

EPAには医療分野での幅広い活躍が期待出来ることから、現在も様々な研究が行なわれています。今後の新しい発見や情報にも注目したいところですよね。

【EPAの効率良い摂り方とは】

このように体にいいこと尽くしのEPAですが、ただ食べれば良いというワケではありません。効率良く摂取出来る方法、また注意点を見ておきましょう。

・EPAは熱に弱いため、魚は生で食べる方が良い場合が多い
・出来るだけ新鮮なうちに食べる
・厚労省ではEPAとDHAを合わせて1000mg以上/日を摂取することを推奨
・EPAを摂り過ぎると、出血した際に止まりにくくなる可能性がある

EPAが多く含まれる青魚は、刺身などの生で食べる方が効率良く摂取出来るとされています。但し中には加工した物でもEPAの含有量が高い物もあるので、文部科学省の食品成分データベースなどの情報をチェックしておくといいでしょう。
EPAは血液をサラサラにしてくれますが、摂取し過ぎるとケガなどで出血した際に止まりにくくなる恐れもあります。
含有量を確認しながら、適切な量を守るように心がけましょう。

【EPAが多く含まれる食材】
※可食部100g当たりに含まれるEPAの含有量で比較

あんこうの肝…生~2300mg
すじこ…2100mg
いくら…1600mg
たいせいようさば…生~1600mg
開き干し~2200mg
くろまぐろ脂身…1400mg
まいわし…1200mg

などとなっています。(文部科学省 食品成分データベースより)
毎日これらの魚を食べることは、なかなか難しいもの。
きちんと、でも手軽にEPAを摂取するならサプリメントを利用する方法もあります。
但し持病のある人や常用している薬のある人は、必ず事前に医師に相談してからにしましょう。

【この機会に心がけたいこと】

これからもその効果の新しい発見が期待されるEPA。
昔から日本人が当たり前に食べ続けてきた食材には、それなりの効果がちゃんとあったのです。改めて和食の良さを再確認し、積極的に魚や野菜を中心とした食事に目を向けるようにしましょう。この機会に自分の生活習慣と向き合い、より健康的な毎日を送れるように心がけたいものです。

 - EPA