必須脂肪酸 GLA & EPA

必須脂肪酸のGLA(γガンマ-リノレン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)の情報集約サイト

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メラノサイトは「紫外線感知」指令塔

      2015/12/14

 まずは、メラノサイトのはたらきに着目してみましょう。メラノサイトは、太陽紫外線によって真皮がダメージを受けないよう、またダメージを受けても最小限にくいとめられるよう、紫外線が侵入してきたときに天然のサンスクリーン剤ともいうべき「メラニン色素」を生産して、細胞の外にばらまきます。メラニン色素は、紫外線によって発生した活性酸素を捕獲した後、その捕獲物をまわりにいるケラチノサイトに手渡します。ケラチノサトは、その捕確物を抱えながら、徐々にからだの表面へと移動していき、最後は捕獲物ごと垢と一緒にからだから離れ落ちるという見事な連係プレーをやっています。
 巷でよく聞く言葉に「メラニン色素がなければ、もっと色白になれる」というフレーズがありますが、今ここで連係プレーのことを理解してもらったからには、このフレーズのまちがいがわかってもらえるはず。メラニン色素というガードマンがいなくなってしまうと、真皮はたちまち危険にさらされてしまうことになるのです。すなわち、真皮の構造が崩れやすくなり、皮膚ガンすら発生しやすくなるのです。このことは、黒人と比鮫した際に、白人のしわ、皮備ガンの発生率の高さが問題になっている昨今の状況からもわかってもらえるはずです。
 そこで、ただ肌を白くするのではなく「なぜ黒ずんできたのか」「なぜ日焼けが若いときとくらべてなかなか戻らないのか」…そんな発想で皮膚を見直す必要がありそうです。もしかしたら表皮がスカスカなために、紫外線が大量に表皮の奥深くまで到達しやすい→だからメラノサイトががんばりすぎてしまう。あるいはケラチノサイトとの連携プレーがうまくいっていない…など、どこかに戦力不足や指示の乱れ、あるいは疲れがあるのかもしれませんから。

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