必須脂肪酸 GLA & EPA

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皮膚を乾燥させたままにしておくと、どうなるの?

      2015/12/13

 皮膚が乾燥するということは、表皮が乾燥しているということつまり、表皮がすき間だらけになっていることで、水分も蒸散しやすくなり、どんどんと干からびてしまうということを意味しています。
 そんなすき間だらけの表皮では、真皮という名の聖域を守る城壁の役目はできません。外界の刺激はいとも簡単に表皮をくぐりぬけて、真皮に到達し、真皮の平和を乱していきます。また、それらの刺激によって、真皮内の神経たちが頻繁に叩き起こされ、外界におけるちょっとした変化に連動して興奮し、ヒリヒリ、もぞもぞ、チクチクといった、痛みやかゆみを感じてしまうのです。そのため、表皮がスカスカに干からびている状態では、かゆみを感じやすいということになるのです。
 では、そこへ追い打ちをかけるように、かゆいからといって皮膚を引っ掻いた場合、どうなるのでしょう。
 引っ掻けば、引っ掻くほど、皮膚のバリヤーとして大切な役目をしている角質層が無理矢理に剥がされ、表皮の水分をますます逃がしてしまいます。もちろん、外界の刺激は、それによって前よりももっと簡単に真皮にまで到達してしまうことになるため、一段と余計にかゆくなってしまいます。
 「かゆいから引っ掻く。引っ掻くと、また新たなかゆみが生まれる」
 このような、悲しくもつらい悪循環(itch-scratch-cycle:イッチスクラッチサイクル)があるのをご存じでしたか?かゆみに対しては、皮膚の乾燥以上に引っ掻く行為はタブーなのです。血行がよくなり、からだ中の垢がすっきりと
落ちると思われがちなナイロンたわしや刺激的なエステなども、ほどほどにしておかないと、皮備にとっては引っ掻く行為と同じ刺激になりがちです。真皮を守るバリヤー膜としての表皮の任務を考えた場合、これらのタブーも納得いくはずです。

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