必須脂肪酸 GLA & EPA

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子どもに多い食べ物アレルギー

      2016/02/25

 卵や牛乳、大豆などによって発症するアレルギーが大人よりも子どもに多く見られるのは、不思議だと思いませんか?
 その理由の一つには、子どもの未熟な消化管機能がかかわっているようです。まだ消化能力の未熟な赤ちゃんにとって、食べ物といえばまだまだ母乳。その母乳は消化されやすく、赤ちゃんといえども腸内にたどりつくときにはタンパク質もほとんど分解され、抗原性のない小さな形になっています。ところが、粉ミルクや離乳食、一般食へと食事形態が成長とともに変わっていくと、消化能力がまだ不十分な上に、母乳とは異なるため、大きなタンパク質やペプチドといったまだまだ抗原性をもった物質が腸内に混じる可能性がでてきてしまいます。
 腸の中にはIgAを中心とした消化管免疫というしくみがあり、消化不十分の大きなものを取りこまないようにシステムが備わっているため、少々大きなタンパク質がまじったとしても、ふつうは体内に吸収されることはありません。ただし、このIgAが備わるようになるのは生俊4ヵ月から。IgAを中心とした消化管免疫が成長とともに発達してきて、自分のからだを自分で守ることができるまで、食べ物によるアレルギーはでやすいということなのです。
 赤ちゃんが自分のからだを自分で守るようになるまで…それまでは母乳から栄養をというわけです。そして母乳にはあのγ-リノレン酸もちゃんと含まれているのです。γ-リノレン酸をふくんだ母乳は、実に赤ちゃんにとって最高の食べ物だといえそうです。

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