必須脂肪酸 GLA & EPA

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アレルギーってなんだろう?

      2016/01/07

 そもそもアレルギーとはいったい何なのでしょう?
 アレルギーと聞くと、大概の方は「魚を食べるとじんましんが出る」「化粧品でかぶれる」「春先になるとくしゃみや鼻水がとまらない」「牛乳を飲むとお腹がゴロゴロ、下痢をする」「犬に近づくだけで端息発作が起こる」などをイメージされるかもしれません。また「他の人には何でもないのに、どうして私だけに」とか「わが家のアレルギー体質は遺伝?」など、メカニズム的に納得いかない方も、多いのではないでしょうか?

 本来、免疫のしくみは、私たちのからだを細菌やウィルスといった異物から守るという生体防御のためにあったはずのものところが、この免疫システムはときとして異常な反応を起こし、生体に害をもたらすことがあるのです。
 この異常な反応を、私たちはアレルギーとよんでいます。免疫反応が度を超え「オーバーな反応を起こしてしまったことでからだに迷惑がかかること」と、理解してもいいかもしれません。

 実際、からだの中でどのようなことが起こっているのか、もう少し具体的に説明しましょう。一つには異物を退治しようとしてできた善意の物質[抗原抗体複合物=免疫複合体]が、なぜか大きな塊になりすぎてしまったため、本来の大きさであればきちんと飲みこんでくれるはずの異物処理班食細胞(白血球の一種)でも飲みこめない。そこで躍起になって相手を片づけようと白血球が放出した物質によって、周囲の組織に障害がもたらされることがあります。免疫複合体が沈着しやすい場所の、腎臓や関接は要注意です。

 また、別のケースでは、生体にとってそれほど問題ではない物質に対して、免疫系が譲って「脅威」と認識して戦いを挑んでしまった結果、かえって自分の組織を傷害してしまうということもあります。
 いずれにしても、善意ではたらいてくれた免疫システムがかえって仇となり、からだが大きな迷惑を被ってしまうのです。そうやら「免疫」と「アレルギー」とは、表裏の関係にあるようですね。

 - 細胞力