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リンパ球が活躍する、高度防衛システム

      2015/12/11

 初期防衛システムと異なり、瞬時に対応する能力は欠けますが、目的の異物だけを識別してり狙い撃ちするという特異性を発揮するのが、高度防衛免疫システム。3番手の防衛隊として免疫の中心的役割を果たしています。
 このシステムが効果的にはたらいて.私たちをさまざまな病原体をはじめ生体内で発生した異常な細胞(ガン細胞)から守っています。このシステムが十分に機能しなかったり、誤作動を起こしたりすると、感染はもちろん、ガンや
自己免疫疾患、アトピー性皮膚炎、エイズといった病気が発症することになります。
 この免疫システムには一通りの反応があり、一つは抗体によって抗原に対処するというBリンパ球が主役の「体液性免疫」。もう一つは、Tリンパ球が主役の「細胞性免疫」です。もちろんこの両タイプの免疫も、お互いに協調性を保ちながら、私たちの防衛にあたっています。

 「体液性免疫」とは、マクロファージがいち早く抗原(異物)の侵入をキャッチし、その情報をTリンパ球に伝え、Tリンパ球は受け取った情報をもとにBリンパ球に指令をだしBリンパ球はその指令に基づいて作成した特定の抗体でからだに侵入した抗原(異物)をやっつけるという流れの免疫です。この「抗体が特定の抗原だけを狙い撃ちして、異物を攻撃破壊する」という一連の反応が、「抗原抗体反応」=「体液性免疫」です。

 一方、「細胞性免疫」は、抗体をつくるのではなく、Tリンパ球がマクロファージの助けを借りながら、異物を破壊する必殺ビームのようなものを出して直接異物を攻撃します。この場合、攻撃する相手は「細胞」に限られています。つまり、ウイルスに感染した細胞、ガン細胞、移植された他人の臓器細胞など細胞に直接打撃を与えることによって、異物そのものの存在をすべて抹消してしまうのです。

 - 細胞力