必須脂肪酸 GLA & EPA

必須脂肪酸のGLA(γガンマ-リノレン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)の情報集約サイト

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脂肪酸がたどる、二つのルート

      2015/12/05

 私たちは通常、肉や魚、卵黄、チーズ、ミルク、パター、サラダオイルなどの食べ物から脂質を摂取しています。その脂質のぼとんどが「トリグリセライド」です。トリグリセライドは、2種類の部品から成り立っています。グリセロールという背骨に鎖状の3個の脂肪酸がくっつき.フォークの先のようにE字型をしています.どのグリセロールという背骨は、あらゆるI、リグリセライドに共通ですが、そこにつく脂肪酸がバラエティーに富んでいるため、いろいろな種類のI、リグリセライドが存在することになります。
 トリグリセライドは、そのままではからだに吸収されないため、いくつかの部品に切り離される必要があります。まず、トリグリセライドは口から入って食道、胃を通って、十二指腸に達し、そこで分解されます。十二指腸での石鹸ような作用(乳化作用)をもつ胆汁と混じりあい、消化酵素(リパーゼ)によって分解された後、はじめて体内に入っていきます。
 その場合、二つのルートでからだの中に入ります。ひとつは、切り離された部品「脂肪酸」の鎖の長さが比較的短いく(短鎖~中鎖脂肪酸)場合で、直接血液中に入っていくというルート。もう一つは、鎖が長い脂肪酸(長鎖脂肪酸)の場合で、腸の粘膜内でもう一度組み立て直しされ、トリグリセライドなどに仕上げられた後にリンパ管へと入り、やがてリンパ管と血管との交差点「左鎖骨下静脈」から血液へ流れるというルートです。
 こうして血液を流れている脂質は、全身の細胞に運ばれ、一部エネルギー源として使われたり、体脂肪(貯蔵エネルギー源)として保存されたり、さらにからだ中を循環しながら、さまざまな組み替えや部品のとりはずしがおこなわれます。分解組み替えられた部品の一部はやがて細胞へと取り込まれ、細胞膜を総成する土台として、あるいはPGなどの情報伝達物質の材料として使われていくのです。

 - 細胞力