必須脂肪酸 GLA & EPA

必須脂肪酸のGLA(γガンマ-リノレン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)の情報集約サイト

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いろいろな細胞の活躍

   

 アメーバのような単細胞は細胞1個が個体そのもののため、1個の細胞で生きていくために最低必要な機能を兼務しなければなりませ知したがって.それほど高度な機能は望めず、極めてシンプルなつくりになっています。実際、からだ全体で移動したり、異物を消化したり、排泄したり…といった具合に、何もかも全身で取り組んでいますよね。
 そんな単細胞と異なり、私たちのからだはとても複雑な構成のように見えます。私たちのからだももともとは1個の受精卵からスタートしたもの。しかし、ほとんど無限に近い回数の細胞分裂を繰り返し、あるものは皮膚の細胞になり、またあるものは神経細胞に、そしてあるものは筋細胞に…と特定の機能を果たすために、数多くの細胞へと分化しているのです。
 このように、私たちのからだには、高度に分化した細胞群による役割分担が存在し、その一つ一つの細胞のはたらきによって、生体全体が維持されているわけです。
 たとえば骨を削る細胞(破骨細胞)と骨をつくる細胞(骨芽細胞)は、お互い連携をとりながら私たちの骨を毎日新しいものにつくりかえています。
 また、私たちが荷物をもち上げるとき、ちゃんと筋肉が縮んでくれるのも、筋細胞のおかげ。筋細胞は「縮め!」という指令(アセチルコリン)を、細胞膜上のレセプターで受けとめると、反応が起こり、その結果筋肉が縮みます。このレセプターがうまくはたらかず、いつまでたっても筋細胞のスイッチが入らない病気として、重症筋無力症が知られています。

 神経細胞は、神経細胞をからだ中に伝える役割を担う細胞です。そのために長く伸びた何本もの突起をもち、とてもユニークな形をしています。
 この突起は、2種類にわけられます。
 一つは神経情報を突起末端から細胞体の方向へ伝えるもの、もう一つは逆に神経情報を細胞体から突起末端の方向へ電気信号として伝えるものです。いずれの突起も末端は何本にも枝分かれし、神経細胞と神経細胞との間には必ずわずかなすぎ間があり、お互いに接触することはありません、その信号の伝達様式は一つの神経細胞の中では電気信号として流れていき、末端にたどりついた電気信号は神経伝達物質という化学信号に変えられ、末端から放り出されます。のその信号は隣の神経細胞のレセブターを通じて、パトンタッチされ、次々とリレー方式で伝播されていき、やがて最終目的地にまで信号が伝えられるのです

 ほかにもいろいろな細胞がエキスパートとして活躍しています。たとえば、血液の中には酸素の運び屋「赤血球」、免疫の血役者「白血球」、傷の修理屋「血小板」とよばれる細胞たち。彼らは昼夜を問わず全身の血管の中を隅々まで循環してくれています。また、いろいろな音をキャッチできるのも、耳の中に存在する内耳の「有毛細胞」のおかげ。さらにおたまじゃくしの形をした「精子」も、卵と呼ばれる「卵子」も、れっきとした細胞なのです。
 このようにいろいろなところで、私たちに貢献してくれている細胞たちの活曜で、私たちのからだは維持されているのです。はたらき者のけなげな細胞たち。もっといたわってあげたいものです。

 - 細胞力