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赤血球が大きいと、精子も大きい!?

      2016/02/19

赤血球が大きいと、精子も大きい!?

 鉄が欠乏して起こる貧血と異なり、ビタミンB12欠乏によって起こる巨赤芽球性貧血(別名:悪性貧血)というものがあります。この貧血の場合は、赤芽球(まだ核が存在している赤血球の祖先)が、子孫を増やそうと細胞分裂を繰り返している時に、細胞分裂に必要なビタミンB12が胃の全摘手術などの理由で欠乏し、スムーズに細胞分裂できなくなり、赤芽球が増えない(赤血球数が減る)という貧血です。ただし、他の材料は十分あるため、赤血球は数を増やせない分、巨大化してしまうのです。ビタミンB12欠乏は、何も赤芽球に限った赤芽球に限ったことではなく、ほかの細胞にも影響します。たとえば、精子だって巨大化しているかもしれませんよ。

ふわふわ流れるレセプター

 1個の細胞の細胞膜上には、外界からの刺激を受けとめるレセプターがなんと300種類以上(しかも1種類につき100万個もの数!)という膨大な数のレセプターがふわふわと細胞膜の中を流れています。
 レセプターは、外界のシグナルを受け取る受け皿のようなもの。からだでいうところの耳のようなものです。耳の場合は、すべての情報を一つの耳で聞き分けますが、レセプターは自分に向けて発信されたものしか受け取りません。つまり、それぞれのシグナル専用
のレセプターがあるため、こんな膨大な数になってしまうのです。そういえば、人の場合でも「聞く耳をもたない」と称される人がいますね。もしかしたら、その人にはその声を聞くレセプターがないのかもしれませんよ。

細胞の寿命はどれくらい?

 私たちのからだをつくる物質であるとともに、それ自体も生命体である細胞。となれば、私たちの命に限りがあるように、細胞にももちろんれっきとした寿命があります。
 しかしながら、細胞によってその期間はさまざま。腸壁の細胞はわずか6日程度で死滅。また赤血球の場合は、約4か月。骨の細胞などは10年以上の寿命をもっています。
 もっとも死滅=私たちのからだも寿命?だなんていうことはありえませんので、ご安心を。細胞は細胞分裂をくりかえし、日夜あらたな細胞を作り出しているのですから。

水分が補給されない=生命の危機

 毎日、私たちのからだから水が出ていくのは、尿(1500m1)だけではありません。汗から600ml,呼吸から400ml,糞便から150ml、といった具合に1日約2,650mlもの水が失われているのです。一方、毎日からだに入ってくる水は、コップで飲む水分以外に、食事にも約800mlの水分が含まれ、またからだの中で細胞自身がつくる「代謝水」と呼ばれる水も350mlあります。
 平成7年、韓国の三豊デパートが倒壊した事故で、建物の中から飲まず食わずの状態で16日ぶりに助かった女性がいました。人間のからだの水の出入りを考えると、当時奇跡だと騒がれた理由もうなづけますね。この状態で尿量も激減(400ml)したとしても、彼女は16日間という長い間、通常の水分喪失に対し、毎日わずか350mlの代謝水という水分補給でがんばったわけです。人の生命力は計り知れないものがあります。

 - 細胞力